『救急車を呼ばなくていい社会をつくる』
この壮大なビジョンを胸に、介護タクシー事業を展開する株式会社VISTA(代表取締役:戸井田氏)は、今、“社会インフラを再定義する”挑戦者として注目を集めています。
戸井田氏が挑戦した、日本経済新聞社が主催するスタートアップ向けのピッチコンテスト「NIKKEI THE PITCH GROWTH 」では、北海道・東北ブロックで「SMBCベンチャーキャピタル賞」 を受賞。
さらに同じテーマ挑んだ宮城県主催の「Miyagi Pitch Contest 2026」では、「オリコ賞」を獲得しました。
これらの受賞が証明したように、VISTAの取り組みは、単なるサービス改善ではなく、地域の暮らしを根本から変える社会プロジェクトとして大きな期待を寄せられています。
ピッチコンテストとは、起業家やスタートアップ企業が自社のビジネスアイディアやサービス・製品を審査員に5~10分程度の短時間プレゼンテーションし、その革新性や市場性、実現可能性を競うイベント。
戸井田氏は、10年にわたって消防隊員・救急救命士として救急搬送の最前線に立ってきました。
その経験を通じ、次の現実を深く見据えています。
- 救急車が逼迫している
- その多くは緊急性の低い搬送
- 高齢者の移動が十分に支えられていない
「救急医療は尊い。
しかし、すべての搬送を救急車でまかなうべきではない。
そして、まかないきれない現実がすぐそこまで来ている。」
と語る戸井田氏。
その思いから、株式会社VISTAの起業ストーリーが動き出しました。

VISTAの事業は単なる介護タクシーの運営だけではありません。
ピッチコンテストで語られた事業の中核は以下の3つです。
- 介護タクシー配車アプリの開発
「必要な時に使える交通インフラ」に昇格するための配車アプリを整備。
業界全体の現行体制からの脱却。
- 全国ネットワーク構築
地域ごとに分断されている現在の介護タクシーおよび民間救急をつなぐ全国規模のプラットフォームの構築。
地方都市から大都市圏まで、均一なサービス提供。
- コールセンター事業での搬送最適化
スマホ1つ、電話1本で適切な移送手段を選べる窓口を整備。
利用者の“どこに頼めばいいかわからない”課題を解決し「救急車を呼ばなくていい社会」を目指す。
これらはすべて、「救急車ではない選択肢」を標準化し、高齢者やその家族の安心した移動を支える未来志向のインフラ構築への手段です。

・Miyagi Pitch Contest 2026
VISTAが訴えた「非緊急搬送インフラ構築」のビジョンは、地方自治体×企業の協働モデルとしても評価され、オリコ賞(オリエントコーポレーション賞)を受賞。
地方発の社会課題解決モデルとして、新たなビジネス×公共連携の可能性を示しました。
・NIKKEI THE PITCH GROWTH 北海道・東北ブロック
全国大会進出はかないませんでしたが、投資家目線で可能性を評価され、SMBCベンチャーキャピタル賞を受賞。
これは、事業の社会的価値・成長戦略・実行力が高く評価された結果です。
日本は世界でも類を見ない高齢化スピードで進んでいます。
そのため高齢者の移動支援は、医療・福祉・地域交通の交差点に位置する重要課題です。
しかし現実には…
- 救急搬送の逼迫
- 移送サービスの地域格差
- 適切な移送手段の選択肢不足
…以上のような問題が存在しています。
VISTAの取り組みは、非緊急搬送に適切な移動手段である介護タクシーおよび民間救急を、社会インフラとして再設計する挑戦です。
その挑戦が評価され、自治体系コンテストでも企業支援コンテストでも立て続けに受賞しました。
この事実は、事業の価値と先進性が幅広いステークホルダーに支持されていることの証明といえます。

戸井田氏は社会課題の解決を“公益性”だけで語りません。
ビジネスとしての持続性・展開戦略も併せて設計しています。
- 高齢者人口の増加
- 移送ニーズの拡大
- DXによる最適化余地
- 地方創生/健康長寿社会への貢献
これらすべてを事業機会として捉えています。
なぜなら解決しない課題には、新たな「力」が必要です。
しかし「公共性」だけでは、その力を持った事業者の参画は望むべくもないことを、起業家である戸井田氏は理解しているからです。
だからこそ「公益性」と「収益性」を両立させ、持続的な社会インフラ構築を目指しているのです。

VISTAが目指す今後の展開は以下の通り。
- 全国初の「非緊急搬送インフラ」の確立
- 行政との本格的連携
- 公共×民間の協働モデルの実装
これらは単なるサービス導入の話ではありません。
全国の自治体で実装が期待される、地域包括ケアシステムの新たな標準モデルの話なのです。
戸井田氏は語ります。
「『救急車を呼ばなくていい社会をつくる。』
それは「高齢者が自立して生活できる未来」の土台となるでしょう。
今回の受賞を励みに、全国の地域と手を取り合い、本当に必要な移送インフラを一つずつ形にしていきたい。」
その言葉には、救急救命士として現場に立ち続けた経験と、起業家として未来を描く力強い覚悟が込められている。

VISTAが描く未来は、決して絵空事ではありません。
両受賞はそのビジョンが既に社会課題解決として評価されている証です。
救急車を呼ばなくていい社会。
医療資源を本当に必要なところへ。
地域の移動を支えるインフラを、誰もが使える形に。
VISTAは今日も、未来を変える挑戦を続けています。
Miyagi Pitch Contest(ミヤギ・ピッチ・コンテスト)は、宮城県が主催するスタートアップ企業のコンテスト。
コンテストのテーマは「人口減少など地域における社会課題の解決に資する新たなDX関連ビジネスモデル」となっており、デジタル技術(DX)を活用して地域の社会問題や課題の解決を目指す企業が対象です。
2026年コンテストには、県内外の成長意欲の高い企業から過去最多となる86通の応募がありました。
同年2月には、一次および二次審査を勝ち抜いた10名が、仙台のCROSS PLUSで行われた本コンテストに登壇。
VISTAを含む、世界を目指すスタートアップの熱いピッチが繰り広げられました。
いかかでしたか?
2026年コンテストでは、東北大学発の「NanoFrontier株式会社」が優勝しました。
VISTAはサポーター賞となる「オリコ賞」を受賞。
「地域経済活性化への貢献」をマテリアリティ(重要課題)に掲げる株式会社オリエントコーポレーション様から、特に高い評価をいただきました。
また、我々はこの取り組みを皆様に知っていただきたく、各ピッチコンテストに参加しています。
この「非緊急搬送インフラ」を社会に浸透させるべく、VISTAは邁進していく所存です。
そして、ビスタサポートでは介護タクシーの開業支援事業を行っております。
全国を網羅する「非緊急搬送インフラ」の構築へ、あなたも一役買いませんか?
ともに「救急車を呼ばなくてもいい社会」を作り上げましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。





