介護タクシー事業にもホームページの存在は重要です。
なぜならホームページがあるだけで、集客対象が営業区域圏内から全国に広がるからです。
これって凄い事ですよね。
全国にポスターを掲示しようと思ったら、どれだけの手間と費用がかかるか想像もつきません。
ですが、ただ闇雲にホームページを作ればいいというわけではありません。
せっかく作っても、誰も見てくれなければ無いのと同じです。
また見てくれた人がいても、その人にとって知りたい情報が載っていなければ、これまた意味はありません。
そこで今回は、介護タクシー事業のホームページに載せるべき情報や作り方について解説していこうと思います。
この記事は…
- 介護(福祉)タクシー開業志望の方
- 開業済みでホームページの開設に興味のある方
- ホームページを作ったはいいが放置している方
…などにお読みいただけると幸いです。
見てくれた人にとって有益な情報が載っていれば、少しづつですが収益に繋がります。
集客アップを目指して、ホームページを作っていきましょう。
ホームページを作成する時は、最初にホームページの作成目的を明確にすることが重要です。
目的が無ければやる気はおきませんし、内容はブレブレ…それは必ず見た人に伝わります。
こうなると顧客の信用を失い、逆効果となってしまいます。
そんな危険を冒してまで、なぜホームページを作らなければならないのか?
それは「集客」のためです!
自身の会社やサービスを皆さまに知ってもらい、利用してもらうためです!!
利用者に自分の介護タクシーに乗ってもらうためなのです!!
そこさえ意識できていれば、自然と掲載すべき情報やページの作り方がわかってくるはずです。
ホームページを覗きに来たお客さんは何を知りたいのか?
どう伝えれば解りやすいのか?見やすいページになるのか?
常に意識しましょう。
また、閲覧者を増やすための基本的なSEO対策はコチラをご覧ください。
集客のためには「お客様の知りたい情報」を載せなければなりません。
特に新規顧客の目線で知りたい情報は、網羅しておく必要があります。
- 料金
- 営業日・営業時間と対応エリア
- サービスの種類と内容
- 会社の概要
- 問い合わせ先
初見のお客さんが、あなたのホームページを見て、電話をかけるまでを考えてみましょう。
まずは料金です!!
なぜなら、はじめてのお客さんは、必ずといって良いほど「料金」に不安を抱えています。
これだけで、利用するかしないかを決める方も少なくありません。
また、ホームページを持っていても料金を掲げる事業者が少ないため、料金を掲載するだけでも大きな信用を得られるでしょう。
事業所名なんかよりよっぽど重要です。
そのため、お客さんが判りやすい料金表を掲載しておくと良いでしょう。
ただし介護タクシーは介護料などを徴収しなければならないため、一般タクシーより料金が高くなります。
そのため料金表にはその内訳と、高くなる旨も記載しておきましょう。

次に営業日と営業時間です。
料金に納得がいっても、利用できなければ意味はありません。
そのため、お客さんは定休日かどうか、営業時間内かどうかを多くの方がチェックしています。
逆に言えば、事業者側は必ず掲載する必要があります。
対応エリアについても同様です。
そして、お客さんはサービスについて調べるでしょう。
「ストレッチャー対応なのか?同乗は可能なのか?移乗や二階からの搬送は?」
…などなど。
自身の需要とサービスの提供がマッチしないと利用できませんからね。
また、事業者側のアピールポイントも掲載しておくと良いでしょう。
「救命士資格を持ったドライバーで安心送迎。」
「大型車両で揺れのない送迎を提供。」
などのようにPR掲載しておけば、依頼獲得の最後の一押しになるかもしれません。

そしてようやく名前や住所など…会社の概要を気にします。
事業者側からすれば一番最初に記載する内容ですけどね…
しかし、初見のお客さんからすれば、会社名なんて二の次。
どんな会社名でも、どこから来ても、送迎してくれれば良いのですから。
それでも、会社の概要を気に掛けるお客さんも、一定の割合でいらっしゃいます。
なぜなら「会社の信用度」を測るためです。
悪い噂や低評価のレビューをもらわないよう、普段の職務を誠実に行いましょう。
最後に問い合わせ先です。
「この会社にしよう!」とお客さんが思ってくれても、依頼できなければ成果に繋がりません。
そのため電話番号は利用者のわかりやすい位置に、さりげなく掲載しておきましょう。
料金表のフッターにつけておくのも良いでしょう。
また、個別にお問い合わせフォームを作っておくのもお勧めです。
最近は、電話などの音声でのやり取りをあえて避ける方もいらっしゃいます。
お問い合わせフォームは、形に残ってあとで確認できるため、双方にとって利点も多いのです。

それぞれの情報をまとめた「個別ページ」を作成して、お客さんに分かりやすくしましょう。
これらの個別ページは、トップページからワンクリックでたどり着けるように配置するのが基本です。
- 料金表&営業日・営業時間・対応エリア
- 提供サービス(自社PR)
- 会社概要
- お問い合わせページ
- よくある質問(Q&A)
- コラムや体験談などの「定期更新」のためのページ
少なくとも、上記の6つの個別ページを作成すると良いでしょう。
料金表や営業日などは1ページにまとめて掲載すると、お客さんの情報を探す手間を少なくすることが出来ます。
また提供サービスのページには、自社PRや使用車両などを掲載しても良いでしょう。
他社と差別化をPRし、顧客に選んでもらうための決め手になるページと心得ましょう。
さらには「よくある質問」のページを設けましょう。
初めてのお客さんはとにかく不安なのです。
ですが、直接聞くのもはばかられる…そんな時によく利用されるのが「よくある質問」のページ。
利用者目線の疑問を先回りして、このページに回答を用意しておくと喜ばれるでしょう。
そして、何気に重要なのが最後の「定期更新」のためのページです。
定期更新することで、ホームページはグーグルから一定の評価を受け、上位表示に役立ちます。
そのため、「コラム・体験談・お知らせ」などの定期更新出来るページを一つ用意しておくと良いでしょう。

ホームーページの多くはパソコンで作成されています。
そのため、作成に慣れていない方が忘れてしまいがちなのが、スマートフォンへの対応です。
パソコンで作成されたホームページでも、スマホで閲覧することはできます。
しかし…見にくい。
文字が小さく見えたり、処理速度の違いから表示までに時間が掛かったりします。
スマホからの流入がメインの昨今、これでは閲覧数も伸びません。
そこで、「レスポンシブデザイン」を用いて、ホームページを作成しましょう。
レスポンシブデザインとは、ホームページを閲覧する側のデバイスに適したデザインに自動で最適化されるWebデザイン手法になります。
これを用いれば、パソコンでもスマホでも閲覧時に違和感を感じさせません。
ホームページを作成する代表格の「Word Press」であれば、初めからレスポンシブデザインが搭載されています。

いかかでしたか?
ホームページは「集客」のために作成する。
そして「集客」のためには、「お客様目線」が最も大事です。
あなたのホームページがお客様第一…ユーザビリティにあふれたページとなるよう意識してくださいね。
この記事があなたの一助となれば幸いです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。