「介護施設のオンコール勤務が負担だ!ツライっ!」
「オンコールが原因で看護師が辞めてしまいそうだ…」
介護施設でそんなお悩み有りませんか?
夜中に呼び出しがあるかもしれないオンコールは、務める方も雇う方にも悩みの種ですよね。
今回はオンコール勤務の悩みとその解決策について、取り上げていきたいと思います。
この記事は、介護施設のオンコール勤務にお悩みの管理者や経営者、オンコール業務の負担にお悩みの看護師などにお読みいただければ幸いです。
医師や看護師などの医療従事者が緊急事態に備えて、勤務時間外であっても呼び出しにいつでも応じれるよう待機しておくことを「オンコール」と言います。
自宅などで待機する場合は、入浴時なども携帯電話のコール音が聞こえるようにしておかねばなりません。まさに「on call」ですね。
また、自宅や待機場所などに条件を課せられる場合も多いです。
例えば「勤務地の5キロ圏内に自宅がある。」「外出は30分以内に駆け付けられる場所まで。」などですね。
これらの条件は医療機関によって差はありますが、患者さんの急変に備えて、即時に駆け付けられることが絶対条件です。
患者さんが集まる病院だけでなく、介護施設でもオンコール勤務があります。
なぜなら、入居者さんが急変する場合に備える必要があるためです。
主に勤務人数の減る夜間帯にオンコール勤務があります。
通常、オンコール勤務は施設の看護師が受け持つのが一般的。というのも、急変を想定した勤務なので医療知識が必要だからです。
具体的なオンコール勤務の内容は二つ。
一つ目は、呼び出しに応じ、施設への駆け付け入居者の急変に対応すること。
二つ目は、電話口で入居者の様子を聞いて、救急車を呼ぶか呼ばないかの判断することです。
駆け付けた場合、救急車への同乗することも勤務内容に含まれることが多いようです。
また救急車を呼ぶほどでなくとも、電話口で対応の指示をしなければなりません。
オンコール勤務はその特性のため、勤務者には大きな負担がかかります。
多くの施設では、その負担から看護師側、施設側、双方に様々な問題が派生しています。
下記にまとめてみました。
まずは看護師や職員側の視点から。
- 夜中に電話がかかって来る可能性がある
- 勤務時間外なのに私生活を圧迫する
- 看護師に負担が集中する
- 夜間勤務の介護スタッフは呼び出すことに抵抗がある
まず問題となるのは「いつ電話がかかって来るか分からない」という緊張感でしょう。そして電話が鳴るということは、何かしらの緊急事態ですから、当然かなりの不安もあるわけです。
反対に「こんなことで電話してきたの?」と明日でもいい内容を、夜中に聞かれるとウンザリしてしまうでしょう。
さらには、その電話が私生活を圧迫します。いつ、どこへでも電話の携帯が必須なうえ、外出の距離的な制限が発生したりします。もしかしたら、お子さんの習い事の送迎に影響が出るかもしれません。
当然、飲酒も控えなければならないでしょう。
そして最大の問題点は、看護師に負担が集中することです。看護師の人数が豊富な施設では、シフトの負担は分散されるでしょう。
しかし、そのような施設ばかりではありません。
さらに、家庭の事情でオンコールの待機が出来ない看護師も当然いることと思います。そうなると特定の人に負担が増えてしまいます。これが職場内の不和や離職の原因ともなります。
また、看護師の負担の大きさは周囲の職員も分かっています。そのため、夜間勤務の介護スタッフがオンコールを遠慮してしまう、といった場合があります。
そうなると入居者に不利益が生じます。本当に緊急事態だった時には、取り返しがつきません。
次に経営者や施設側の視点から。
- オンコールシフトが決まらない
- 看護師が辞める原因となる
- 求人の妨げになる
- 看護師でない管理者がオンコール待機していることがある
先の項目のとおり、オンコール勤務には大きな負担があることから、出来ることならやりたくないでしょう。家庭の事情がある人なら当然です。
そうなると、シフトはなかなか決まりません。少なくとも、分散したいシフトが特定の人に集中しやすくなります。
負担が偏ると職場内の不和が増大します。増大した不和と負担のダブルパンチで、看護師は辞めてしまうかもしれません。
人数不足の看護師は、条件の良い施設へ転職すればよいだけですからね。
頼りにしていた看護師に抜けられては、業務全体に響いてしまいます。
さらに、同様の理由でオンコール有りの求人には、なかなか応募が集まらないでしょう。ましてや、一度離職を経験した看護師なら応募しないのは当然です。
看護師がオンコールが無理なら、苦肉の策で施設の管理者が待機することもあります。
しかし、医療従事者ではない施設管理者も多くいます。
これではオンコールの本来の役割をはたせないでしょう。
ひいては入居者の不利益に繋がってしまいます。
上記で紹介した問題点を解決するための、手段として「外部委託」があります。つまり「オンコール代行」ですね。
委託先の看護師や救急救命士などの医療従事者が、駆付けや電話応対をしてくれます。
代行を頼むメリットを見ていきましょう。
- オンコールシフトに悩まなくて良い
- 施設看護師の負担軽減
- 介護スタッフがコールしやすい
- 看護師離職の防止
- 求人での採用が有利
代行を頼むということは、当然シフトに悩むことがなくなります。
看護師にオンコール勤務がなくなる、もしくは少なくなるという事で、単純に負担が軽減しますよね。それに伴い私生活への圧迫も少なくなります。とても嬉しいメリットでしょう。
また、介護スタッフにとってもメリットがあります。
今まで看護師にかかる負担の大きさから、電話しづらかったオンコールも、気兼ねなくにかけられるようになります。
入居者の些細な変化でも気軽に相談できるため、万が一の事態にも早めに備えることができます。ひいては入居者にも大きなメリットになるでしょう。
コールストレスからの解消。勤務時間外の自由な私生活。
これらの負担軽減が、看護師の離職に対する大きな防止策となります。
同様の理由で「オンコールなし」の求人には募集も多くなり、他の施設より求人活動が有利に働きます。
私たちビスタは、介護施設さまからのオンコール代行を受け付けしております。
当社の救急救命士がビデオ通話で、確実な状況聴取と現場指示を行わせていただきます。さらに事業所のある秋田市内では必要に応じて、早急に駆け付けし、現場で必要な処置を施します。
要望次第で救急車への同乗も行いますので、夜間帯の少ない介護スタッフを削る心配もなくなります。
このオンコール代行には、長年本当の救急現場で活躍してきた救急救命士が対応いたします。
全員が現場経験豊富な救命士ですので、安心してお任せください。
また、対応事案についてのわかりやすい報告書も提出いたします。翌朝の申送りにお役立てください。
オンコール勤務を外部委託することで、看護師の離職対策、求人募集対策、現場スタッフの負担軽減と様々なメリットを得ることができます。
ひいては施設運営だけでなく、入居者さまに対しても、おおきなメリットとなることでしょう。
施設の経営者や管理者の皆様、是非ビスタのオンコール代行をご検討ください。
弊社のオンコール代行は、通話指示業務については全国へ向けて展開しています。お気軽にご相談ください。
また、秋田市内には救急救命士の駆付け業務も行っております。あわせてご利用ください。
勤務時間外なのに様々な制限を受けるオンコール。ストレスも多く、看護師の離職原因にもなります。
このオンコールを外部委託することで様々なメリットがあります。
- オンコールシフトに悩まなくて良い
- 施設看護師の負担軽減
- 介護スタッフがコールしやすい
- 看護師離職の防止
- 求人での採用が有利
特に人手が不足している介護施設の経営者や管理者は、代行を検討する価値は十分にあるでしょう。
求人への応募が多くなるということは夜間帯だけでなく、日中の人員不足解消にも繋がりますからね。
この「オンコール代行」が、悩みを抱えた方々の問題解決の手段となれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。